今回は、トライアスロン競技のスイムを乗り切るための注意点 7選を紹介します!
どれも筆者のトライアスロンレース当日に、身をもって体験したスイム競技を乗り越えるための注意点です。
同時に記事の中で、筆者が大量に海水を飲み、視界が濁る水の中で必死にもがいて50分かけて1.5キロを完泳したダイジェストです。(笑)
想像を絶するスイム競技中の当日のバタバタの悲劇があったのでこの記事でスイム競技を最も心配に思っている方が少しでも不安解消できるように事例を個別に見ていきたい。次回筆者が参加する際の自身への戒めとなるようにここに、包み隠さずまとめることとします!!!
筆者は失敗を身をもって体験して一つ一つ学んでいくタイプの人間です。
決して要領は良くありません。しかしそこで学んだ数多くの失敗を活かしていくことには長けていると自負しています。
子供の頃から恥ずかしいことから不名誉なことまで数多くの失敗をしてきました。
それでもこのスイムの経験は擦り傷くらいだとは思っています。笑
【スイム初心者必見!!!スイムを乗り切るための注意点 7選】
スイム競技について
オリンピックディスタンスでは4つのスタートの組みに分かれる。
WAVE 1 9:00,WAVE 2 9:05 , WAVE 3 9:15 ,WAVE 4 9:25
基本的に自分の完泳できるであろう申告タイムに基づき、このWAVE の分類が大会運営側にされるのである。
筆者は当初レースに出る前は自信過剰であったので、早めのタイムを申告したのだろう、なんとWAVE2でスタートをすることとなっていたのだ😅
今思うと当日、WAVE 3 以降などで調整をすることができたのかもしれないので反省をしている。。。
レース当日は自分はいける!とかなり現実を知らず甘く見ていたので、WAVE 1がスタートをした頃は早く海水に飛び込み泳ぎたくて仕方なかった。
しかも運営側の人たちの司会やトライアスリートのレジェンド的な人がめちゃくちゃ盛り上げてくるじゃないか。意気揚々としてくる🤘
この感じ久しぶり。なんだろう。
アルコールを浴びるほど飲んで気の合う仲間とカラオケに行って歌いたくて仕方がないとき、早く自分の番が来ないかな💖とまっているような気持ちだ。
自分のモチベーションと重なるように会場にはワークアウト用の盛り上げる洋楽も流れていてテンションが上がる雰囲気だったのだ🎶🔥
9時5分となった。いよいよスタートのホイッスルが鳴った。
筆者:『自分ならいける。』
普段は仕事などではリスクを考えて臆病な筆者なのであるが、トライアスロンレース当日は違った。自信満々だったのだ。
筆者の心境:『今日完走したら違う世界が待っている。』
自信ある私はwave2の列の最前の方の陣取り、海水に向かって歩を進める。
わずが10秒で足がつかなくなる。レース開始直後、筆者は思い出した・・・
そういえば足がつかない海で泳いだのは何年ぶりだろう。
もはや正直、記憶になかった。中学生以来(約15年)ぶりかもしれない。
その瞬間前方方向に向かい、手をもがき始める。
しかし自分が普段泳いでいたプールとはまるで様子が違う。
そして開始1分経たずで後ろの同時にスタートをした人たちが猛烈に追い上げてくる。
いや、違う、筆者が全然前に進んでいなかったのだ。全然いつものクロールができていない。もがきの状態になっていた。いざ海に突入すると恐怖心が一気に押し寄せてきたのだ。
このブログの読者の方に筆者のようないざ当日の競技中に恐怖心に襲われるような二の舞にはなってほしくないの。
解決策として、もしスイム項目に自信がないのなら後半のWAVEでスタートすべし!
筆者は足がつかなくなった瞬間、無性に不安になって、あれだけ必死でプールで特訓を積んできたのクロールができなくなり、顔を顔面に上げながらもがくようなクロールをスタート直後に余儀なくされたのだ。
あれだけ自分が積み上げてきた努力や準備(半年間プールに週2.3回通い詰めた)をしたけれど、まだまだ足りなかったことを痛感させられた。
それが定かではない不安に駆られるのだ。また一つ気がついた。自分一人だけで泳いでいるのではないのだ。
どんどん後ろの人に抜かされる。後ろから泳いでくる別の競技者のほとんどの方に開始1分、即座に抜かされた。
またその時の様子といったら正直今となっては穴があったら隠れたいほど恥ずかしい。
スタートは列の後方からスタートすべし!なぜなら自分がスタートの前の方を陣取っていたのでレース開始間も無く後ろからスタートした人たちが容赦無く追い越してくる。
これが本当に容赦ない。当たり前だが筆者がバタあしをしているところに当然、後方から泳いでくる方達からすれば筆者が邪魔で仕方がなかっただろう。この場を持って、謝りたいと思う。。。身の程知らずにも程がなかった。私のせいで行手を阻まれた人に対して申し訳ございませんでした。集団からちぎれた(集団から離れた孤立した状態)となった筆者はマイペースに泳ぐことを決めた。
リズムを使って、波に体が左右、前後に揺られるもののある程度、特訓をしたクロールで泳ぎ始めるリズムをつかんだ筆者はあることにまた気がついた。
息継ぎで顔を上げた瞬間に顔に水がかかるではないか!!!
プールでは息継ぎをしたタイミングで顔を覗かせた外から水が降りかかってくることは基本ない。
しかしここは海だ。本当にどのくらい海水を飲んだのだろうか。
競技後、陸に戻り、お腹タポタポになっていた筆者でした。。。😭
そしてなんとか集団の後方につけてなんとかもがき続けるリズムをつかんだ筆者は次に気がついた。
自分が前に進んでいるのか、そしてその進んでいる前の方向が正しいのか不安になるのだ。
なぜなら海水が濁って前が見えないではないか!
この攻略方法は一つしかない。
ヘッドアップクロールを身につけて進行方向を確認し前に進もう!
ヘッドアップクロールとは前方方向に顔を上げて泳ぐ方法だ。
クロールは息継ぎをする際に顔を前に上げないため進行方向がわからなくなる。
そこでヘッドアップクロールをすることで前方方向を確認しながら前に進むことができる。
このヘッドアップクロールについては非常に奥が深い。極力抵抗を減らすため最低限目を出す程度に留めて息継ぎ自体は通常のクロールで顔を横から出す方法を継続するなど大きく差が出る項目の一つだろう。
筆者はYouTube動画を中心に学習をして頭に入れていたものの、プールでこの特訓をしておらず、競技中に必要に迫られ自己流で身につけた。時間に許すものならトライアスロン経験者から丁寧に教わり身につけておいたほうが絶対的にタイムを近づけることができると感じる。
トライアスロンはFinishをすることが目的なので遊泳中もブイに捕まるのはOKとされているし、遊泳法も自由なのでクロールから平泳ぎに切り替えをしても全く問題がない。泳いでいてリズムや呼吸が苦しくなったり、海水を飲んでしまったり他の人とぶつかったりリズムが崩れてしまった時には、ブイにつかまり一度休憩をしても大丈夫だ。筆者も前半〜中盤で積極的に休息を取った。
1.5kmの半分地点で折り返しをしてコースを戻ることとなるのだが、後半が比較的体もあったまり呼吸などは辛い状態が続いたが、周囲の競技者と離れたこともあり、自分のペースでゴールに向かうことができた。。
海での遊泳はプールで泳ぐのと180度違うため、レース当日前に海水浴場で泳いで実践を意識した練習をすることがおすすめです!
調べると初心者向けに練習会などがWEBで調べると開催をされているので、プールが特に不安な方はプールでの練習に加えて海で試しに泳いでみることで当日の恐怖心を払拭することができることと思います。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。
頭のなかでわかっていても実際にそのことができるか、発揮することができるかはまるで大違いです。
筆者はスイムに対して当日かなり予想外が続いてしまい大きく反省をしています。
この記事ご覧になったトライアスロンのスイムに初めて臨む人が、読者の方が少しで当日不安を解消することができたら嬉しいです!!!
コメント